星座
現在使われている星座名は、国際天文学連合(IAU)が定めた88星座の分類によります。これは西暦100年頃、エジプト、の天文学者クラウディオス・プトレマイオスがオリオン座・ふたご座など古代ギリシアに由来する星座をまとめた「トレミーの48星座」を基に、ヨーロッパ諸国の大航海時代に南天に与えられた比較的新しい星座(ほうおう座、はちぶんぎ座など)を付け加えることにより成立しています。
| 88星座 | |
| 和名 | ラテン語名等 |
| アンドロメダ座 | Andromeda |
| いっかくじゅう座 | Monoceros |
| いて座 | Sagittarius |
| いるか座 | Delphinus |
| インディアン座 | Indus |
| うお座 | Pisces |
| うさぎ座 | Lepus |
| うしかい座 | Bo?tes |
| うみへび座 | Hydra |
| エリダヌス座 | Eridanus |
| おうし座 | Taurus |
| おおいぬ座 | Canis Major |
| おおかみ座 | Lupus |
| おおぐま座 | Ursa Major |
| おとめ座 | Virgo |
| おひつじ座 | Aries |
| オリオン座 | Orion |
| がか座 | Pictor |
| カシオペア座 | Cassiopeia |
| かじき座 | Dorado |
| かに座 | Cancer |
| かみのけ座 | Coma Berenices |
| カメレオン座 | Chamaeleon |
| からす座 | Corvus |
| かんむり座 | Corona Borealis |
| きょしちょう座 | Tucana |
| ぎょしゃ座 | Auriga |
| きりん座 | Camelopardalis |
| くじゃく座 | Pavo |
| くじら座 | Cetus |
| ケフェウス座 | Cepheus |
| ケンタウルス座 | Centaurus |
| けんびきょう座 | Microscopium |
| こいぬ座 | Canis Minor |
| こうま座 | Equuleus |
| こぎつね座 | Vulpecula |
| こぐま座 | Ursa Minor |
| こじし座 | Leo Minor |
| コップ座 | Crater |
| こと座 | Lyra |
| コンパス座 | Circinus |
| さいだん座 | Ara |
| さそり座 | Scorpius |
| さんかく座 | Triangulum |
| しし座 | Leo |
| じょうぎ座 | Norma |
| たて座 | Scutum |
| ちょうこくぐ座 | Caelum |
| ちょうこくしつ座 | Sculptor |
| つる座 | Grus |
| テーブルさん座 | Mensa |
| てんびん座 | Libra |
| とかげ座 | Lacerta |
| とけい座 | Horologium |
| とびうお座 | Volans |
| とも座 | Puppis |
| はえ座 | Musca |
| はくちょう座 | Cygnus |
| はちぶんぎ座 | Octans |
| はと座 | Columba |
| ふうちょう座 | Apus |
| ふたご座 | Gemini |
| ペガスス座 | Pegasus |
| へび座 | Serpens |
| へびつかい座 | Ophiuchus |
| ヘルクレス座 | Hercules |
| ペルセウス座 | Perseus |
| ほ座 | Vela |
| ぼうえんきょう座 | Telescopium |
| ほうおう座 | Phoenix |
| ポンプ座 | Antlia |
| みずがめ座 | Aquarius |
| みずへび座 | Hydrus |
| みなみじゅうじ座 | Crux |
| みなみのうお座 | Piscis Austrinus |
| みなみのかんむり座 | Corona Australis |
| みなみのさんかく座 | Triangulum Australe |
| や座 | Sagitta |
| やぎ座 | Capricornus |
| やまねこ座 | Lynx |
| らしんばん座 | Pyxis |
| りゅう座 | Draco |
| りゅうこつ座 | Carina |
| りょうけん座 | Canes Venatici |
| レチクル座 | Reticulum |
| ろ座 | Fornax |
| ろくぶんぎ座 | Sextans |
| わし座 | Aquila |
日本においては、この星座の中でも黄道の12星座が一般的であり星占いなどに利用されている。
この12星座概要を紹介します。
牡羊座
ギリシア神話によれば、ボイオティア王アタマスの息子プリクソスと双子の妹ヘレーが、継母イノーの悪巧みによって生贄にされそうになったときに、ゼウスが遣わして二人を乗せて逃げた金の皮を持つ羊。この羊の皮を手に入れるための冒険がアルゴー号(アルゴ座)の冒険、アルゴナウタイ神話である。
牡牛座
ゼウスがニンフのエウローペーに恋をした。ゼウスは誰にも分からぬよう、牡牛に化けてエウローペーに近づいた。ゼウスは正体を明かし、2人はクレタ島に行って子をもうけた。
双子座
ギリシア神話の双子ディオスクーロイが星座になったといわれる。この双子はゼウスの息子で、それぞれの名は弟がポリュデウケース、兄はカストールだった。ポリュデウケースは神であり不死だったが、カストールは人間であり死ぬ運命にあった。ポリュデウケースは上位の神に頼み、自分の不死性を兄に半分分け与えた。このため、双子は、1日の半分は神として天の上で過ごし、残りの半分は地上で人間として暮らしているとされる。
蟹座
ゼウスの子勇者ヘラクレスは、誤って自分の子を殺した罪を償うため、12の冒険を行うことになりました。そのうちの1つがヒュドラ(うみへび座)の退治である。
ゼウスの妻である女神ヘーラーは、ゼウスの愛人の子であるヘラクレスを快く思っておらず、巨大な化け蟹を刺客に出した。化け蟹ははさみでヘラクレスの脚を切ろうとしたがヒュドラとの格闘中のヘラクレスは、全く気付かずに化け蟹を踏み潰して殺した。
しかし、この捨て身の勇気を認められ化け蟹は天に昇りかに座となり、同じくヒュドラもうみへび座になりました。
獅子座
12の冒険を行うことになった勇者ヘラクレスの最初の冒険がこのネメアの谷の化け物ライオンの退治であった。ヘラクレスは最初弓を使ったが利かず、棍棒で叩いたのちに首を絞めて殺した。ヘラクレスの12の冒険で殺された者はすべて星座になることになっていたので、化け物ライオンは天にあげられしし座となりました。
乙女座
昔、人間が仲良く暮らしていた時代は、神もまた地上で人間と仲良く暮らしていた。しかし後に現れた人間たちは争ってばかりだったので、神は1人ずつ天に帰っていった。最後まで残ったのが正義と天文の女神アストライアーで、1人地上に残り、人間に正義を教えていたが、彼女も人間に失望し、自ら天に昇っておとめ座となり、持っている天秤はてんびん座となりました。
天秤座
ギリシア神話では、正義と天文の女神アストライアーの所有物で、正義を計る天秤だとされる。かつては秋分点がこの星座にあったので、時を計る天秤だったという説もある。なお隣の星座であるおとめ座はアストライアーをかたどったものとする説がある。
蠍座
英雄オリオンの傲慢さに怒った大地母神ガイアは、さそりを地上に送り、その毒針でオリオンを殺した。この功を讃えられさそりは天に昇り星座になりました。
一方、殺されたオリオンを憐れんだ女神アルテミスはゼウスに頼み、オリオンも天に上がり星座となりました。 ただ今でもオリオンはさそりを恐れて、東の空からさそり座が現れるとオリオン座は西の地平線に逃げ隠れるという。
射手座
勇者オリオンを刺し殺し、その功績で星座とされたさそりが、天上で暴れたときのために、いて座の弓は常にひかれたままであるとされている。
山羊座
神々がナイル川沿いで宴会を開いていたところ、怪物テューポーンが現れた。驚いた神々は動物に姿を変えて逃げた。ヤギ頭の牧神アイギパーンはナイル川に飛び込んだところ下半身だけが魚になり、その姿が大神ゼウスによって星座とされた。この神話から、ヨーロッパでは、角のある海ヤギという想像上の動物とされることが多い。
水瓶座
ひっくり返って水を流し続ける水がめ、あるいはそれを持つ男性として描かれる。通常、ガニュメデスの持つ水がめであるとされ、水がめから流れた水は、そのままエリダヌス川の流れになっている。
魚座
美の女神アプロディテとその子エロスがエリダヌス川のそばを歩いていたところ、突然、怪物テュポンが現れ、驚いた2人は魚の形になって逃げた。2人ははぐれないようひもをつけて逃げたという神話がある。

